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箱田 照幸; 広田 耕一; 橋本 昭司
IAEA-TECDOC-1023, p.55 - 66, 1998/06
テトラクロルエチレン(PCE)や他のクロルエテン類に汚染された排ガス処理への放射線照射の可能性を検討するため、バッチ式反応容器に模擬ガスを封入し、電子線及びガンマ線を照射した。その結果、電子線では分解のG値がPCEトリクロル(TCE)トランス-ジクロル(trans-DCE)シス-ジクロル(cis-DCE)モノクロルエチレン(MCE)の順であるのに対し、ガンマ線ではPCE、TCE、trans-DCEcis-DCEMCEの順となることがわかった。また、PCEについて分解のG値への初期濃度の影響を調べた結果、電子線及びガンマ線ともに初期濃度の増加に伴って分解のG値は増加することと、電子線での値はガンマ線での値に比べて2倍程度大きいことがわかった。
長谷川 伸; 竹下 英文; 吉井 文男; 幕内 恵三; 西本 清一*
IAEA-TECDOC-1023, p.413 - 424, 1998/06
廃プラスチックの再資源化のため、ポリプロピレン(PP)とポリオキシメチレン(POM)の放射線とゼオライトとの併用による熱分解について研究した。ゼオライト存在下で照射したPPは、熱分解が100Cも低い温度から開始した。その場合の空気中照射では、熱分解生成物に酵素を含むチトン類などの有用物質が得られた。POMに対しては、ゼオライトが照射後の熱分解に有効であることがわかった。ゼオライトは、照射POMの分解の開始温度のほかに、分解の終了温度を著しく低下させることができた。これら照射ポリマーの熱分解にはゼオライトの構造が著しく影響した。